【2021年】 医師(勤務医 開業医)の年収ってどのくらい? 医局を辞めた勤務医の相場調査

医師の資産形成
トトえもん
トトえもん

医師の年収ってどのくらいなんだろう?

周りの給料聞くのもなぁ。。。

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どうせ凄い稼いでるんでしょ?

ホントに周りの人に聞いたことないんだよ、、、

医師の給与は意外に当事者である医師も相場を知らないものです。

私もそうでした。。。。

医師の資産形成の第一歩として年収の相場を知っておくことが必要です。

医師でない方も医師の実情を知ることができます。

最新の情報をまとめました。

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若手の年収は?はこちら

医師の平均(中央値も)年収

令和元年(2019年)の厚生労働省 賃金構造基本統計調査によると、医師の平均年収は1,169万円、平均月収は91万円と言われています。

また、年齢では45歳以上になると1400万円前後を超えてきます。

民間医局 コネクトでは 医師の平均年収を 1240万円と報告しています。

40歳を超えると平均年収が1400万円を超えてきます。

勤務医

勤務医の場合には、昇進すると年収も増加していきます。

周囲に聞いた感じでは病院からの給与による上限は2200万円前後でしょうか。

基本的には20代では465万円~773万円前後であり、年齢と経験が増えるごとに昇給してくことが多いです。

ここまでは主たる勤務先からの給与のみですので外勤やバイトが可能な病院だとさらに200-800万円は追加になるでしょう。

1855名の医師アンケートをもとに調査を行ったwebsite(医師転職研究所)では

勤務医の年収の中央値は1300万円となっています(主たる勤務先のみ)。

外勤やバイトを合わせると1300-1800万円前後でしょうか。

開業医

専門領域や経営の方法によって収益、売上は異なります。

勤務医ではないので年収(経営者への給与)という評価法は開業医の経済実態の把握には適切ではないと考えられます。

しかし、しばしば多くのwebsiteなどで評価されている年収を一応まとめておきましょう。

2017年と少し古いですが、厚生労働省 第21回医療経済実態調査(2017年)では開業医の平均年収は2748万9071円としています。

上記の医師転職研究所では中央値が1700万円となっている一方で

3000万円以上の方が16.4%いらっしゃいます。

さらに800万円未満の方も17.3%いらっしゃいます。

この辺りは経費をうまく活用することで自身への給与は見かけ上少なくなっている可能性も考えられます。

開業することで経営者となるため、自分の裁量で給与を設定することが可能ですので、

単純に給与が低いからといって開業医の経済実態を表しているわけではありません。

設備投資を抑えたり、集客を工夫することで、利益が多く残り、可処分所得(年収)があがります。

しかし、開業時に借り入れを行う場合も多く、計画的な返済も必要となります。

経営状況次第では、年収が下がってしまう可能性もあります。

そのうち税金は?可処分所得は?

可処分所得、手取りは40代を超えたあたりで、

おおよそ勤務医では1000万円前後、開業医では1400万円以上です。

ただし、開業医の場合には経費を使うことができるのでこれよりも経済実態は良いでしょう。

一方で大学病院に進んでキャリアアップを望む場合にはこれらの数字とは乖離した実態になります。

一般的に大学病院の医師の年収は低いです。

もともと資産がある、あるいは親からの相続が期待できる場合には大学病院に進んでも余裕がありますね。

医師の年収を増やすには

年収(給与)を増やすには

1, より給与の高い病院に転職する

2, バイト、副業をする

3, 経験を積み、勤続を重ねる

いずれかになります。

3には確実な保証はありません。

転職する

転職については医師向けの転職サイトが多く存在しており、

現時点での自身の市場価値を評価してもらう上でも一度コンタクトを取ってどのくらいの給与や条件が見込めるか評価してもらうと良いと思います。

ただし、気をつけなければいけないのは必ずしも仲介業者も、相手方の病院もすべて良い面のみを提示しているわけではない事です。

実は労働条件が違っていたとならないように、契約時には細心の注意が必要ですし、

あらかじめ内情を調査するのが良いと思います。

バイト、副業する

これには大きく二つがあります。

一つは医業収入でバイトをする事

つまり外勤ですね。

多くのバイトや非常勤等を紹介するwebsiteがありますので参考になるかと思います。

日中の相場は最低 時給1万円以上でしょう。

寝当直などはもう少し単価が下がって、時給3000円から8000円前後ですが、

業務量から考えると割安です。

寝当直1回 (通勤圏内)は平日 3-5万円程度、小旅行圏内ですと4-8万円程度です。

ワクチンバイトについては時給 1-2万円が相場でしょう。

地方の土曜入り月曜明けのバイトですと15-25万円程度(都市圏だと10-20万円)

もう一つは他のビジネスを副業で始める事です。

本業が医師である場合時間が限られるのは難点ですが、様々な副業をしている先生もいらっしゃるようです。

法人化するあるいは個人事業主となる事で経費を使える点も有利かもしれません。

まとめ

  1. 令和元年(2019年)の厚生労働省 賃金構造基本統計調査によると、医師の平均年収は1,169万円
  2. 勤務医の年収の中央値は1300万円
  3. 開業医の平均年収は2748万9071円
  4. 年収を増やすには外勤したり、副業する事が必要


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