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後期研修医、初期研修医の時は結婚前で、意外に余ったお金があるので、満額でなくても積立投資を始めるのは良い考えだ。
楽天証券で積み立てNISA始めようとするとき、楽天VTIとS&P500のどっちがいいかで迷う人は多いのではないだろうか。

今回はそんな疑問に答えるために2つの投資信託を比較した。
楽天証券で投資信託を購入すると50000円までは楽天カードを使って購入できるので1%ポイント還元という素晴らしいシステムがあったが、
2022年6月からはカード決済でSP500や楽天VTIでは0.2%の還元しかつかなくなってしまった。
ポイントだけ考えるなら、マネックス証券が1.1%, SBI証券が1.0%なのでそちらがお得だろう。
楽天証券のメリットはポイントの使い道が多いことと、楽天経済圏の使用頻度が多い方にはポイント投資ができることだ。
S&P 500指数とVTI 長期積立の代表
S&P 500指数に連動するeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と楽天VTIは様々なwebsiteで長期積立のための投資信託の商品として奨められている。
いずれの指数も長期で見ると歴史的に右肩上がりだからだ。
米国という資本主義国は人口増加が期待でき、企業のイノベーションも進んでいるから、今後も成長して行く可能性が高い。
少なくともこの先数十年資産運用する方にとっては投資価値のある商品だ。
決して日本の株式に投資しないこと。
人口が減少していき、企業のイノベーションも進まない。
積立投資と一括投資についての比較は下のリンクからどうぞ。
S&P 500指数
S&P500とは米国の大企業500社の集まりのことだ。
Standard & Poor’s ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している米国の代表的な株価指数の1つである。

ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している企業から代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し、指数化している。
簡単にアメリカの代表500社の株と覚えておけば良いだろう。
時価総額での加重平均なのでAppleなどの時価総額の大きな企業の影響を受けやすい指数だ。
構成している銘柄は下の表の通り。
ティッカー | 会社名 | 組み入れ比率 | 業種 |
---|---|---|---|
AAPL | アップル | 5.96 | 情報技術 |
MSFT | マイクロソフト | 5.54 | 情報技術 |
AMZN | アマゾン | 4.10 | 一般消費財・サービス |
FB | フェイスブック | 2.08 | 通信 |
GOOGL | アルファベット class A | 1.93 | 通信 |
GOOG | アルファベット class C | 1.87 | 通信 |
TSLA | テスラ | 1.60 | 一般消費財・サービス |
BRKB | バークシャーハサウェイ | 1.46 | 金融 |
JPM | JPモルガン | 1.32 | 金融 |
JNJ | ジョンソン&ジョンソン | 1.20 | ヘルスケア |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
委託会社 | 三菱UFJ国際投信 |
信託報酬 | 0.0968%以内 |
純資産総額 | 3792億円(小数点以下切り捨て) |
信託報酬が非常に安いのも特徴。
eMAXIS slimの投資信託は積立NISAやidecoで購入することが可能だ。
しかし,米国ETF(VOOなど)は積立NISAやidecoでは投資できない。
楽天VTI
米国株式に投資できる投資信託の中で、人気を集めているのが「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」だ。
この投資信託はCRSP USトータルマーケットインデックスという指数に連動した投資信託だ。
CRSP USトータル・マーケット・インデックス(CRSP US TOTAL・MARKET・INDEX)は、
- 米国株式市場の大型株から小型株までを網羅
- 投資可能銘柄のほぼ100%となる約4,000銘柄で構成
- 時価総額加重平均型の株価指数
という特徴を持ったインデックス(指数)のことを言う。

商品名 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
商品分類 | 追加型投信/海外/株式/インデックス型 |
連動指数 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
設定日 | 2017/9/29 |
決算日 | 年1回:7/15(休業日の場合は翌営業日) |
管理費用 | 0.162% |
iDeCo | 〇 |
つみたてNISA | 〇 |
分配金 | × |
この投資信託は積立NISAやidecoで購入することが可能。
一方、本家のETFのVTIはアメリカのETFなので積立NISAやidecoで購入することはできない。
比較
【楽天VTI】 | 【eMAXIS Slim S&P500】 | |
---|---|---|
【指数(ベンチマーク)】 | CRSP US Total Market Index ・S&P500、中小型株を含む米国企業約3,600社の集まり。 ・米国の時価総額(企業価値)の内、約100%をカバー。 | S&P500 ・米国の大企業500社の集まり。 ・米国の時価総額(企業価値)の内、約80%をカバー。 |
【運用コスト】 | ・【信託報酬】:年率0.132% ・【実質コスト】:年率0.209% (出典:『楽天VTI 目論見書』2021年06月29日時点) | ・【信託報酬】:年率0.0968% ・【実質コスト】:年率0.14% (出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年06月29日時点) /td> |
【上位10銘柄と比率】 | ・アップル(Apple):5.32% ・マイクロソフト(Microsoft):4.41% ・アマゾン(Amazon):3.64% ・グーグル(Google):2.67% ・フェイスブック(Facebook):1.72% ・テスラ(Tesla):1.40% ・バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc):1.12% ・ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson):1.09% ・JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPMorgan Chase & Co.):1.01% ・VISA:0.97% (出典:『CRSPINDEXES』2020年12月30日時点) | ・アップル(Apple):5.7% ・マイクロソフト(Microsoft):5.2% ・アマゾン(Amazon):4.0% ・フェイスブック(Facebook):2.1% ・グーグル(Google)議決権あり:1.9% ・グーグル(Google)議決権なし:1.9% ・バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.):1.4% ・テスラ(Tesla):1.4% ・JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase & Co.):1.3% ・ジョンソン&ジョンソン:(Johnson &Johnson)1.2% (出典:『三菱UFJ国際投信 交付目論見書』2021年7月21日時点) |
【セクター別構成比率】 | ・情報技術:26.24% ・一般消費財:16.63% ・資本財:13.83% ・ヘルスケア:13.57% ・金融:10.58% ・生活必需品:5.19% ・不動産:3.38% ・電気通信:3.35% ・公益事業:2.98% ・エネルギー:2.31% ・素材:1.95% (出典:『CRSPINDEXES』2020年12月30日時点) | ・情報技術:27.6% ・ヘルスケア:13.5% ・一般消費財:12.7% ・コミュニケーション・サービス:10.8% ・金融:10.4% ・資本財:8.4% ・生活必需品:6.5% ・公益事業:2.8% ・素材:2.6% ・不動産:2.4% (出典:『マネックス証券』2020年12月31日時点) |
ほとんど両者に差はないが、中小小型株が含まれるのが大きな違いと言えるかもしれない。
また運用コストがわずかではあるが、eMaxis slimの方が低い。
しかし、中小小型株は構成比率が低いし、運用コストの差も大きくないので、両者に大きな差はないと言える。
まとめ
楽天VTIとeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は大きな差がない
運用コストが0.05%ほどeMaxis slimの方が低い
楽天VTIは中小小型株が含まれる
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